1.背景
検証のためにSalesforceからメールを送信したい場合に、お試しレベルでメールを送信する方法です。
2.『テスト送信』を使用
設定画面からクイック検索に”送信”を入力。[テスト送信]を押下。
「メールのテスト送信」に送信先のメールアドレスを入力し、[送信]を押下する。
上記の通り「16件のテストメッセージがこのメールアドレスに送信されました。」と表示されれば、送信成功です。
入力した送信先メールの受信ボックスで、操作ユーザーのアドレスからメールが届いていることが確認できると思います。(一応ですが、デフォルトの組織のメールアドレスからではなく、操作ユーザーに設定されているメールアドレスから送信されます。)
3.メールテンプレートを使用する方法
『テスト送信』の機能は、Salesforceから送信されるメールのIPが受信側で受信可能なのかを確認するための機能で、複数件メールが送信されます。(送信数の変更はできません。)
そのため複数のメール送信をしたくない場合は、メールテンプレートの設定から1件のみメール送信を試すことができます。
クイック検索に”テンプレート”と入力して[Classicメールテンプレート]を押下。
適当なメールテンプレート名を押下。
[テストの送信と差し込み項目の検証]を押下。
ポップアップされた画面の「メールプレビューの送信先」にチェックをつけて、送信したいメールアドレスを入力し[OK]を押下。(「受信者レコード」、「関連先レコード」は入力不要です。)
上記で1件のみ検証のためのメールを送信することができます。
実際にはフローなりでメールを送信する機能を実装すると思うので、その機能を検証するためのレコードを準備してメール送信処理を実施してみて送信ができているのかを確認するのが可能でしたらそちらのほうがよいと思います。今回のようにメール送信のみを検証する機会は少ないかもしれませんが、検証用のレコードの作成が許されない環境もあるかと思いますので、メモまで。。